愛の音楽家エドワード・エルガー

エルガー交響曲第2番に関してのナゾ?

エルガー交響曲第2番に関してのナゾ・・というほどのものでないが、以前から「なんでかな?」と不思議に思っていたこと。
この曲の名演奏としてバルビローリとボールトの2大巨匠による録音は永遠に色褪せることはないだろう。
そのボールトのEMIからリリースされたスタジオ録音。これも超名演中の名演である。
第2楽章の70番。オーボエソロが朗々と歌い上げる場面。オーボエ奏者にとってはこれほど「美味しい」部分はないだろう。
ところが、70番の5小節目のCのナチュラルを吹き損じている。
かなり目立つので気づいていないはずないのであるし、しかもスタジオ録音なのでいくらでも録り直し出来るはずなのになぜかこのままリリースされている。ボールトのポリシーなのかよくわからない。この時の録音ディレクターはワルター・レッグは63年にEMIを辞めているので後任クリストファー・ビショップだね。
しかし、この疵を差し引いてもこの録音の価値が落ちることはない。

 

 

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