グレート・モールヴァンの街

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ベルビュー・テラス(Belle Vue Terrace)

 グレート・モールヴァンの中心地。チャーチ・ストリートとウェルズ・ロードがクロスするあたりの場所で、様々な店舗、ホテルなどがここにある。2000年5月26日、この場所に新しいエルガー像とエルガーをモチーフにした「エニグマ噴水」が新設された。除幕式には、デューク公が列席し、マラト・ビゼンガリエフによるヴァイオリン演奏も行われた。この等身大のエルガー像は、1905年頃のエルガー壮年期の姿をモデルとしており、ローザ・ガラードの作による。ウースターにある像同様、街中に柵も何もない場所にあり、本当にエルガーが活きていて、そこに立っているかのようだ。
グーグルマップ

 

 

ツーリスト・インフォメーション(Tourist Information)

グレート・モールヴァンの街

  ツーリスト・インフォメーションはこのベルビュー・テラスにある。以前はチャーチ・ストリートを少し下った地点にあったのだが、現在は移転されてこちらに移った。一般のガイドにはエルガーのスポットに関する情報はほとんど載っていないので、インフォメーションのスタッフに聞いた方がよい。その他、観光局やウースター市から出ている資料も大変貴重で、一般に市販されていないものなので要チェックである。

 

 

 

 

 

プライオリー公園(Priory Park)

グレート・モールヴァンの街

  チャーチ・ストリートを駅の方面に下った右側にプライオリー公園がある。ここには、もう一つのエルガー胸像がある。これは1950年代にモールヴァン美術学校の生徒であるヒラリー・カルサーズの作品である。しかし、残念ながら、この胸像は一度盗難にあい、現在は飾られていない。胸像は幸いにも戻って来たが、室内に保存されている。

 

 また、公園内には講演やオークション、コンサートなどが開かれるウィンター・ガーデンがある。無名時代のエルガーもよくヴァイオリン奏者として出演している。その後、有名作曲家になってから、このモールヴァン音楽祭で指揮をする機会が何度かありながら結局一度も実現しなかった。1933年の出演予定時には、キャンセルとなりエイドリアン・ボールトが代わりを務めている。

 

 

 

セント・セシーリアホール

 

エドワード・エルガーとキャロライン・アリス・ロバーツが初めて会った場所(1886)。グレートモールヴァンのチャーチストリート沿いのセント・セシーリア・ホール。

グレート・モールヴァンの街

 

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グレートモールヴァンのブライアリー公園にあるエルガー胸像が左の写真。この胸像は残念なことに盗難に遭ってしまった。
次に訪れた時は盗まれた後だったので仕方なく自分が胸像になって撮影。
エルガー博物館の副館長だったクリス・ベネット(現エルガー協会セクレタリー)がこの写真を見て笑い転げていたそうな。
ちなみに盗まれた胸像は発見され現在は屋内に保管されているのだそうだ。

 

グレート・モールヴァンの街

 

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