エルガーお気に入りのフットボールチーム
Football Chant(Sequenced by Chris Goddard)
1898年、フットボール(サッカー)ファンであったエルガーが、彼のご贔屓のチームWolverhamton Wanderersのために作曲した応援歌がある。わずか10程度の短い曲である。
彼の贔屓の選手がゴールを決めたことを報道したフレーズ「the leather for goal=ムチを打つようなゴール」という記事に曲を付けたもの。
同チームでは、このことを記念して作曲100年目の1998年に記念プレートをホームグランドに設置。
A Librarian on WebのChris Goddard氏が楽譜からMIDIを作成したもので、Chrisのご厚意により紹介させてもらうことになった。
ちなみにChrisの祖父であるSir John Martin-Harveyは、あのローレンス・ビニヨンにアーサー王を執筆することを依頼し、完成した作品をビニヨンから献呈されたという。
エルガーはそのアーサー王に音楽をつけて組曲となった。さらにその一部は交響曲第3番に組み込まれた一連の出来事はエルガーファンの間ではよく知られたエピソード。