エルガー/ターナーの3番
エルガーの交響曲第3番といえば、アンソニー・ペインの補完がすっかり定着した感がある。しかし、エルガーの著作権は既に切れており誰でも補完することができる状態となっている。実際、マーラーの交響曲第10番なども複数の補完者によるバージョンが存在するのはそのためである。
そして、エルガーのこの曲に関しても2013年にブルース・ターナーによる第二の補完版が誕生した。まだ第一楽章しか完成していないがブルース本人としては全楽章完成させたい意思を持っている。
以下のYoutubeチャンネルで第一楽章をMIDIで再現した演奏を聴くことができる。また、以下のチャンネルよりブルースにコンタクト可能で総譜のPDFを入手することもできる。
第一楽章だけで20分以上の長さとなり、全楽章完成させた場合70から80分程度の大作になる可能性がある。
聴いてみればわかるがペイン版とは全く違うアプローチである。途中やや不自然なパウゼが多く気になるところであるが大作に相応しいスケール大きな演奏となっている。
愛の音楽家エドワード・エルガー電子書籍はこちらからどうぞ
関連ページ
- 尾高忠明のエルガー3番 日本初演
- 英国の作曲家エドワード・エルガーの人生や作品を詳しく解説した同名の書籍のウエブサイト版。《交響曲第3番(Symphony No.3, op. 88)》思い出のエルガー・コンサートへのタイムスリップ
- 神奈川フィルのEP3
- 英国の作曲家エドワード・エルガーの人生や作品を詳しく解説した同名の書籍のウエブサイト版。《交響曲第3番(Symphony No.3, op. 88)》(エルガーの残したスケッチ集を元にアンソニー・ペインが補筆)作曲の経緯
- 読売交響楽団/尾高忠明指揮によるエルガー/ペインの交響曲第3番
- 英国の作曲家エドワード・エルガーの人生や作品を詳しく解説した同名の書籍のウエブサイト版。《交響曲第3番(Symphony No.3, op. 88)》(エルガーの残したスケッチ集を元にアンソニー・ペインが補筆)作曲の経緯
- Elgar's Third
- 英国の作曲家エドワード・エルガーの人生や作品を詳しく解説した同名の書籍のウエブサイト版。《交響曲第3番(Symphony No.3, op. 88)》Elgar's Third
- 尾高N響のエルガー全集
- 英国の作曲家エドワード・エルガーの人生や作品を詳しく解説した同名の書籍のウエブサイト版。尾高N響のエルガー全集
- ハンドリーのエルガー
- 英国の作曲家エドワード・エルガーの人生や作品を詳しく解説した同名の書籍のウエブサイト版。《交響曲第3番(Symphony No.3, op. 88)》(エルガーの残したスケッチ集を元にアンソニー・ペインが補筆)作曲の経緯